
車椅子では移動できる範囲が決まってしまいますが、自分で車が運転できれば、自分の思うままに色々なところへ出かけられますよね。
でも、自分一人だけで車の乗り降りは大変・・・・・・。介助してくれる人の負担を軽くしたい・・・・・・。このような悩みを抱えていませんか?
そんなときは、福祉車両用に作られた便利グッズが役に立ちます。例えば下の写真にある「サイドサポートシート」なら、車椅子から自動車への乗り降りがとてもラクになります。
取り付け式「サイドサポートシート」(ホンダ フィットへの取り付け例)
車椅子から自動車の乗り降りをラクにするためだけに、専用の福祉車両を新たに購入するのは、金銭的な負担が大きく大変ですよね。
でも、上の写真のように、今すでにある自家用車に取り付けられる「サイドサポートシート」なら、金銭的な負担が軽くなるだけでなく、乗り降りの際の負担もグンとラクになるんです。
この「サイドサポートシート」の使い方は簡単で、あらかじめ車両に取り付けたパイプに、ボードから出ているパイプを差し込むだけ。
「サイドサポートシート」を設置することで車椅子と自動車のシートの間にあった隙間がなくなり、スムーズにシートへ移乗できます。使わないときは、パイプから外すだけなので面倒な取り付け作業なども不要です。
車椅子とシートの間の隙間がなくなり、乗り降りがスムーズに!
福祉車両用便利グッズ「サイドサポートシート」で介助する人もラクに!
福祉車両の種類は色々ありますが、運転席の乗り降りを介助してくれる装置のある自動車は種類が限られています。
でも、そういった装置を備えた自動車ではなく、自家用車を運転したいとなったら、できるだけ安全に乗り降りができるように配慮が必要です。
移乗する際には、転倒の危険があるため、自家用車の座席の高さや、ドアステップまでの高さ、運転席と車椅子までの距離が、運転者の移乗能力に合っているのか確認が重要です。
もしも、サポートグッズのない状態で、車椅子から自家用車へ乗り降りするとしたらどうでしょうか?
先ほども述べたように、運転車本人の転倒の恐れもありますが、介助する人も腰などを痛める可能性があります。
何もサポートのない状態では、介助する人のみが頼りになるため、多くの負担がかかってしまいますよね。
それでは、せっかくの楽しい車の運転も、楽しくなくなってしまいます。
自動車への乗り降りがスムーズになるだけで、乗り降りを行う本人も、それをサポートする介助者もラクになるのですから、簡単に取り付けられる「サイドサポートシート」をぜひ設置されてはいかがでしょうか。