東南アジアの「ラストワンマイル」に挑む、マーキュリーの第一歩

2025年10月16日〜18日、タイ・バンコクで開催された国際展示会「LogiMAT Southeast Asia 2025」に、マーキュリーは初出展いたしました。
東南アジア市場では、都市と地方との間で生活インフラの格差が年々深刻化しています。特に、地方における高齢化の進行は「買い物難民」を今後生み出す可能性が高く、物流の「ラストワンマイル」課題として現地自治体や企業の大きな関心事となっています。
そんな課題に対し、私たちが日本で取り組んできた「移動販売車」のノウハウが、どれだけ現地の課題解決に貢献できるか──その可能性を試す3日間となりました。
出展ブースには、3日間で想定を大きく上回る来場者数

おかげさまで、マーキュリーの出展ブースには、期間中を通じて非常に多くのお客様が訪れてくださり、現地物流企業の経営者をはじめ、自治体関係者、食品業界のバイヤーやスタートアップ事業者など、来場者の関心は「移動販売」という枠を超え、「新しいビジネスインフラ」としての可能性にまで及んでいたのが印象的でした。
展示ブースでは、実際の車両レイアウトや電源・冷蔵設備の最適化設計、安全性・換気効率などの技術紹介に加え、現地オペレーター向けの販売方法など、日本で培ったリアルな“現場目線”に、来場いただいたお客様の多くが興味を示していました。
現地での導入に向けたヒントが詰まったアンケート結果



今回、ブースではアンケートも実施し、多くの方々にご協力いただきました。
結果として、移動販売に対するニーズや関心の傾向、導入に向けた課題や不安点、求められるサポート内容など、今後の現地企業様との連携において非常に参考となるデータを収集することができました。
具体的な内容はここでは差し控えますが、移動販売ビジネス(タイですが・・・😅)ご興味のある方はお話させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
マーキュリーとしても今後の製品設計・事業モデル提案にダイレクトに活かしていく予定です。
現地での熱気を写真でレポート











マーキュリーの挑戦は、次のステージへ
今回の出展を通じて、東南アジアにおける移動販売ソリューションへのニーズと、その社会的意義の大きさを改めて感じました。
マーキュリーは、単に“車を売る”のではなく、「地域の課題に寄り添い、持続可能な販売インフラを構築する」パートナーでありたいと考えています。
今後も現地企業や自治体との連携を深め、アジア圏における新しい生活支援モデルの構築に貢献してまいります。
海外展開をご検討中の企業様・自治体様へ
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