
車両保険は大きくわけて、「一般車両保険」と「車対車+限定A」(一般にエコノミータイプと呼ばれるもの)の2種類です。
加入している車両保険が使えるかどうかは、まず下記の表でおおよそ判断出来ます。
| 保証内容の比較表 | |||
| 対象となる事故状況 | 一般車両保険 | 車対車+限定A | 備考 |
| 自損事故 | ○ | × | |
| 当て逃げ | ○ | × | |
| 他社との事故 | ○ | ○ | |
| 自転車と接触・衝突 | ○ | × | |
| 盗難 | ○ | ○ | 等級据え置き事故 |
| 台風・洪水 | ○ | ○ | |
| 火災・爆発 | ○ | ○ | |
| 落書き | ○ | ○ | |
| いたずら | ○ | ○ | |
| 落下物、飛行物による破損 | ○ | ○ |
免責とは保険修理した時に、自己負担しなければならない金額の事です。
保険会社の側から見れば支払い責任を免除されるという意味です。
契約内容により「免責あり」と「免責無し」が有ります。
40万円の損害事故の場合、免責5万円ならば保険会社より35万円の修理代が支払われ、残りは自己負担になります。
| 事例 | お客様の自己負担 |
| 免責ゼロ | お客様の自己負担金ナシ |
| 1回目免責5万円
2回目免責10万円 |
1年の契約年度内で1回目の自動車保険を使用時は5万円を自己負担する必要があります。
2回目の車両保険使用時は10万円自己負担する必要があります。 |
自動車保険は無事故で長期間契約をしている方を優遇する為に等級という制度を使って、保険料を割引しています。
1年間、無事故で保険を使用しなければ、毎年1つ等級がアップして、保険料の割引率が大きくなり、保険料が安くなります。
逆に事故を起こして、保険を使うと、1回につき3等級下がってしまいます。(一部等級が据え置きになるケースも有ります)
等級が下がると、保険料の割引率も低くなり保険料が高くなります。
ノンフリート等級割引・割り増しの例(損保会社により多少変わります)
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実際に保険を使った場合と使わない場合を例をあげて比較してみます。
現在の契約→11等級(45%割引)82,500円の場合
| 保険を使用した場合 | 保険を使用しない場合 | |
| 翌年 | 8等級(30%割引)105,000円 | 12等級(50%割引)75,000円 |
2年目以降はそれぞれ等級が上がりそれに応じて保険料が安くなっていきます。
この様に等級の低い方は車両保険を使えば翌年以降の保険料の負担はかなり大きくなりますが、最高の20等級近くの方は
保険料の上昇は非常に小さいので保険の使用をためらう必要はないでしょう。
現在の割引率や翌年以降の保険料、修理代、免責(自己負担)を総合的に考えて保険を使うか使わないかを判断するのが
賢明な方法と言えます。
事故によっては車両保険を利用しても等級が下がらない場合があります。
この事故を「等級据え置き事故」と言い、翌年の保険の等級が下がりません。
つまり今年度と同じ等級が適用され保険料が高くなりません。
駐車場に止めている間にいたずら傷をつけられたという様なケースがあてはまります。しかしどの様な場合に、いたずら傷として
認められるかは保険会社の判断によりますので、修理の前に保険会社と相談する必要があります。
トラックの後を走っているとたまに小石などがフロントガラスに当たり、ガラスに傷や割れが生じてガラスを交換する場合など、
落下物や飛来物の原因により破損した場合。
これらの被害により、車が冠水などの被害にあった時も適用されます。
※車両保険の適用にあたっては、契約内容、事故状況や損害状況によっては、各損害保険会社の考え方や適用の仕方が
微妙に違っております。詳細は各損害保険会社、保険代理店にお問い合わせください。
※私共は数多くの事故車を修理しており、様々な事故後の処理を見たり聞いたりしております。修理以外にもお客様にとって
有用な情報やアドバイスそして、手続き方法のコツなどを提供できると思います。
※よくあるご相談には、「今回の事故以外の気になる部分もこの際まとめて修理をしたい。免責があるので保険を使うかどうか
微妙なのだが良い方法はないだろうか?」といった事があります。
不明な点、不安な点がある場合は、まず お気軽になんでもご相談ください。